特志賞品種 玉獅子の虎の鉢

獅子系

玉獅子の虎たまじしのとら

作出年度
明治三十年頃
作出者
石原栄三郎(愛知県)
命名者
不詳
登録年度
昭和九年
登録者
日本萬年青連合会
鉢 4.0 号

明治の初め頃からあった『玉獅子』に鮮やかで純白の虎が現れたもの。

葉は艶消し地となって紺性よく、濁りのない雪のように白い虎が現れた容姿は実に美しい。甲竜はなく、白い覆輪が葉元から葉先まで覆う。巻き方は緩やかな丸巻きで、葉先が特に巻き込む。本種の歴史は古いが、いまだに不動の人気を保つ獅子系の最高貴品である。実生系は覆輪が浅く巻きも悪いので、「本玉」と呼ばれる本性との区別は容易だが、入手の際は注意が必要。

性質はやや弱いので肥料は控えめに、日光は生長期には十分に採る。

出典:日本おもと業者組合『おもと-特徴と育て方-』116ページ